2015年11月30日月曜日

がっちゃんとお別れした日のこと

早いもので、がっちゃんが旅立ってから1ヶ月以上が経ちました。
すっかり遅くなってしまいましたが、がっちゃんとお別れした日のことを書いておきたいと思います。

(自分の過去記事をたまに読み返すと意外に忘れていることも多かったりするので、覚えているうちに書き残しておきたいと思いつつ… すでに記憶が怪しくなっている部分もあるかもしれません…)

※今回の写真は本文とは関係ないものもあります。
(撮影:2013.10月)

前回の記事にも書きましたが、がっちゃんが息を引き取ったのは、10月25日(日)に日付が変わった少し後。

そのまま夫と一睡もせず朝を迎えました。
早朝、がっちゃんを納めるための箱を探すも段ボールしか無く、「ちょっと見すぼらしくて可哀想かなぁ…」と思ったので綺麗な布を敷いたり。サミっちの時と同様に、紙を折ってエサを入れる箱を作ったり。

そして、葬祭センターの受付開始時刻を待って電話。

サミっちの時は、住んでいる市の葬祭センターで「今日・明日は空きがない」と言われたので隣市のセンターへ行くことになったのですが、今回は「サミと同じ場所でお別れしてあげたいね」と最初から隣市の葬祭センターへ電話しました。
が、「今日は空きがない」と言われてしまったので、次に、住んでいる市のセンターへ電話してみるもやはり空いてなく、「どのみち明日になるなら」と再び隣市のセンターへ電話して、結局サミっちと同じ場所で翌日の予約をお願いしました。

そのまま日曜日は丸一日、出かけるのは可哀想なのでずっと家にいて、夫と2人で代わる代わるがっちゃんの側にいました。何かをする気にもなれず、寝ようとしてもあまり眠れませんでした。

ソファの上でお気に入りの半纏に寝かせたがっちゃんは、とても穏やかな顔で、普通に眠ってるようにしか見えませんでした。何度も何度も、お腹が上下したような・耳や口元がピクピクしたような・シッポが少し動いたような気がしました。
そんな「今にも起きそう」と思う一方で、くり返し撫でていると、だんだん身体が硬くなってしまうのをハッキリと感じました。

最初、丸一日以上がっちゃんの亡骸と過ごすことになった時は少々戸惑いもあったのですが、後から思うと、「もう起きないんだ。もう動かないんだ」というのを丸一日以上かけて再確認させられたのは良かった気がしました。
あまりにも突然にあっけなく訪れた最期だったので、お別れに向かうにはあれくらい時間をかけても長すぎることはなかったな、と。

(撮影:2014.9月)


翌日の10月26日(月)、昼頃にタクシーで葬祭センターへ。

箱の中には、食いしん坊ながっちゃんのためのエサと、大好きなヒモも一緒に納めました。
(人間がこのヒモを空き箱などに隠し、がっちゃんが出しておく、というのがお約束の遊びでした。たまーに、水に入れることも。)

お線香をあげて手を合わせ、最後のお別れをして、「サミの時と同じ場所でのお別れだから、きっと迷わずにサミに会えるよ」「サミちゃん、よろしくね」と思いながらロビーで待ちました。
拾骨までの待ち時間は、サミっちの時よりも随分早かった気がしました。
拾骨の時、「脚などは大抵はこんなに残らないのに、しっかりとした骨」と言われました。


サミっちとお別れした日も、がっちゃんとお別れした日も、とてもよく晴れた日でした。
これは、夫が葬祭センターでの待ち時間に「まさにがっちゃんが昇っていってる頃」と撮った写真です。サミっちの時も同じ場所で撮っていて、季節や気候は違いますが真っ青な空が同じでした。


帰りに、今サミっちの写真を飾っているフォトフレームを購入した画材屋に寄り、お揃いの物を探したのですが無く。
次にコンビニへ行き、がっちゃんの写真を何枚かプリントアウトするべく操作していたらプリンターがフリーズ。お店の人に「再起動するので10分ほどかかります」と言われ、別なコンビニへ移動。

帰宅後、手持ちのフォトフレームにがっちゃんの写真を入れて、サミっちの写真とがっちゃんの写真・サミっちの骨壷とがっちゃんの骨壷が並んでしまったのを眺めました。

(撮影:2014.12月)

「がっちゃんもサミっちと同じく、仕事に支障が出ないよう土日を選んでくれてスゴイねぇ、エライねぇ」と夫と話しました。(最終的にお別れしたのは月曜になりましたが)

また、10月は夫がとても忙しかったのですが、それらが一段落し、やっと10月24日(土)に家でゆっくり過ごした直後の出来事だったので、「忙しいのが終わるのを待っててくれたんだね」「最後に1日ゆっくり一緒に過ごしてくれたんだね」と話しました。

例のヒモも写ってます)
(撮影:2015.7月)

そんなお別れの日でした。


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2015年10月28日水曜日

がっちゃん、突然すぎる旅立ち。

13歳のがっちゃんは、シニアですが老化現象はまだ見られず、たまーーに病院のお世話になることはあっても、いたって元気でした。

なのに、、、

10月25日 午前1:30頃、あまりに突然にサミっちのもとへ逝ってしまいました……


直前まで普通に食欲もあり水も飲み、トイレも普段通り、様子もごくごく普通でした。

夜、猫じゃらしで少しだけ遊び、最近寝る前によくやる一人ダッシュをし、寝る前の習慣のブラッシングでゴロゴロいって、さぁ寝ようかなとソファ上の半纏の上でまったりしていた頃。
がっちゃんがそろそろ寝そうなのをソファの隣席で見ていた私がちょっと席を外した時、ズサッというような物音がしたので戻ってみると、私が背にあてていたクッションが倒れ、その下にがっちゃんが倒れこんでいました。
最初は「寝かけてたのに、急にスイッチが入ってまた遊んでるの?」と思いましたが、次の瞬間、倒れたまま唸るような変な声を数回。
隣の部屋で横になっていた夫が慌てて駆け寄り、がっちゃんの頭と体の下に手を入れて呼びかけましたが、そのまま何度か荒い呼吸をしてすぐ、目を開いたまま息をしなくなってしまいました。

最初に「え?何??」と思ってから、ほんの2〜3分程度の出来事だったと思います。本当にあっという間でした……


がっちゃんはサミっちとは対照的に、最後の直前まで普通に過ごせました。
サミっちのように度重なる通院や入退院に怯えることもなく、投薬や強制給餌で何度も捕まえられるストレスを感じることもなく、自力でゴハンを食べられない & 思うように動けない苛立ちや不安を感じることもなく…。それだけが救いでしょうか。

でも、当然ですがこちらは何の心の準備もなくて。何が起きたのか全く分かりません。ただ、がっちゃんが動かなくなってしまったことだけは事実のようでした。


今回の写真は、10月24日(土)朝8:40頃に夫が写したもので、これが元気な姿の最後の写真になってしまいました。

葬祭センターでがっちゃんとお別れしたのは、10月26日(月)でした。そのことは、また改めて書きたいと思います。

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